歯磨きのうがい中に間違って飲み込んでしまい1日中ソワソワしていた馬場です。(*´ω`*)
( ガラガラガラ、ゴクンとストレートに胃へ旅立っていきました。切ない。(;´Д`))
このウォーキングデッドの記事ですが意外にも感想メールをたくさんいただきました。(笑)
(お忙しい中本当にありがとうございます。m(__)m)
> ゾンビ系世界の政府と軍って信じられないほど弱いよねっ!!
「ウォーキングデッドの中でも特にルシールがツボで大好きですww」
(※ ルシールとは釘バットの愛称です。ジャイアンみたいな敵キャラがルシール、ルシール連呼してます。笑)
「アフィリエイトに全く関係なくそのままウォーキングデッドの話で終わったので思わず笑っちゃいました笑 さすがです。 」
「ウォーキングデッドは見てませんでしたが面白そうなので絶対にチェックします!!」
などなど、、、ユニークな感想をたくさんいただきました。
本当にありがとうございます。m(__)m
あと、「ルシール」がアマゾンにありました!(笑)
最近はアフィリエイトで余裕ができて暇になったというお手紙も増えてきてましたので参考になればと思い、ウォーキングデッドを紹介させていただきました。
(アフィリエイトで得た経済的な自由には「暇すぎる」というデメリットも存在します。
これが厄介でして慣れていない人には相当苦痛だったりします。汗)
もちろん、まだ余裕がないというお方も息抜きは本当に重要ですので、
アフィリエイトの合間の休憩中などに是非楽しんでみてくださいね!
(休むことも仕事のうちです。(*´-`))
そして、こういったお話は今後も機会があれば取り上げていきたいと思ってますのでご期待くださいませ。(*´ω`*)
名文に学ぶアフィリエイト記事の表現テクニックvol1
先日、過去の教え子でもあり、現在は複数の会社のオーナーでもある友人が開催したパーティーに招待されたので、趣味の文学や音楽に関するお話を楽しんできました。
で、馬場がさりげなく解説していた話が思いのほか評判がよく、
気がつけば馬場の周りに人がゾロゾロと集まってきて軽い講演会のようになってしまったという珍事件があったのですが、それを機に、
「あれ?そういえば、この話題ってアフィリエイトにも応用できる話だよね?(・・;)」
などと思いましたので、さっそく読者様にもシェアしようと思った次第です。
では、いったい、どんな話なのかというと、
様々な名文や名言を深読みして、そこに隠れる素晴らしいテクニックや技巧、
あるいは、そこで得られる洞察や真理から何が学べるのか?
という話です。
(これから具体的に展開していきますのでご安心ください。)
ただ、この話題は1つの記事では限界があるのでシリーズ化する予定です。
(花鳥風月外伝では、エグいテクニックを単刀直入に教える予定ですので楽しみにしていてください。)
(現在、花鳥風月外伝は限定解禁中です・・・)
いずれにしても、今回はとりあえず4つほど解説させていただきます。
もちろん、そこから何を学びとり、どう活かすのかは、
全てあなたの自由ですが、個人的には相当価値がある情報だと思っています。汗
(おそらく、分かる人は驚愕し、分からない人は全く分からないというパターンのお話だと思います。)
ですので、少しでもアフィリエイトの利益を増やしたいと思っている方は是非参考にしてみてください・・・
人間はイメージで考える生き物であり、あらゆる思考や行動はイメージに帰属します。
例えば、
「甘い香りを放つ真っ赤なりんご」
というフレーズは単なる言語情報にすぎず、
そこには色も、形も、重さも、香りも、存在しません。
しかし、我々は「甘い香り放つ真っ赤なりんご」という言語情報を認識した瞬間に脳内で甘い香りを放つ真っ赤なりんごのイメージを構成します。
ゆえに、単なる言語情報を目にしただけなのに、あたかも、甘い香りを放つ、丸々な赤いりんごが存在するかのような感覚にとらわれるわけです。
より分かりやすい例を言えば、
「とても酸っぱいレモン」
などと聞くと舌から無意識的に酸っぱく感じたり、ヨダレが出てしまいませんか?
このように、我々は言語情報のままで情報を認識することは滅多になく、
基本的にはイメージを介して情報を処理する傾向にあります。
そして、この特性を上手く利用することができれば、
少ない労力でアフィリエイトやビジネスの場で成果をあげることがで可能です。
もちろん、この特性の利用の仕方は無数に存在しますが、
今回はそれらの特性を余すことなく利用している名文を具体例として、
それぞれの展開やテクニックについて細かく解説していきたいと思います。
具体例1 シュテファンツヴァイク
しかし、今や軽率は反抗となり、反抗は厚顔となり、厚顔は挑戦となった。
これは一定レベルを超えた物書きならば誰もが痺れてしまう名文の1つです。
ある人間の心理状態の変化を極少数の言葉で端的に表現するだけでなく、
文全体に力強さとリズムの良さが見事に息づいています。
一見すると、読みやすく、何でもない文のように見えますが
、それこそがツヴァイクの圧倒的な実力を示唆しています。
つまり、圧倒的な実力であるがゆえに、最終的には誰でも簡単に、淡々と読める平易な文章になるわけです。
しかも、このツヴァイクの文の展開は、漢詩の名文をも凌駕する明瞭さと力強さがあります。
まず、注目すべきなのは、心理状態の推移をシリアル的に、端的に表現している部分です。
軽率は反抗となり、反抗は厚顔となり、厚顔は挑戦となった。
このような、AはB、BはC、CはDといったシリアル展開は人間の情報処理のパターンと全く同じなので、非常に読みやすく、すんなりと頭に入ってきやすいのです。
さらに、特筆すべきなのは、利用されている漢字が全て2文字で統一されていることです。
(日本人特有のテクニックでもあります。)
軽率、反抗、厚顔、挑戦
いずれも2文字で統一され、シリアル的に展開されていくので読者は無意識に心地よさを感じてしまいます。(2文字のまま統一されて変化していくからです。)
逆に、ここが統一されていないと仮定して、
無分別、反抗、厚顔、野放図
として文章を作ってみると・・・
無分別は反抗となり、反抗は厚顔となり、厚顔は野放図となった。
となりますが、明らかに2文字で統一されていた場合よりも読みにくいことが分かります。
もちろん、必ず文字数を統一しなければならないわけではありませんが、
統一されていた方が読みやすいという事実は覚えておいても損はありません。
そういった情報はやがて知識となり、知識は英断となり、英断は恩恵となって帰ってきます。

具体例2 ナポレオン・ボナパルト
Soldiers, from the summit of yonder pyramids forty centuries look down upon you.
兵士諸君!四千年の歴史が、
ピラミッドの頂きから諸君らを見つめているぞ!
これはフランス軍のエジプト遠征において、
苦境にあった兵士たちを鼓舞した言葉ですが、非常に素晴らしい例です。
ナポレオンは自らの敵をエジプト軍ではなく、エジプト4千年の歴史という壮大で荘厳な敵に置き換えたわけです。
そうすることで、兵士達は偉大で壮大な敵に立ち向かっている勇敢な自分自身をイメージせざるをえません。(そうなれば、信じられないほど士気が高まるはずです。)
敵という言語表現を、四千年の歴史という言語表現に変えることでナポレオンはやすやすと兵士達の士気を高めたのです。
具体例3 芥川龍之介 羅生門
男は懐からこの一月で盗んだ脇差を抜き放ち、構えた。白刃が月光にあたり、鈍い光を放っている。
これは、思いがけず出会った二人(どちらも訳あり)の人間が臨戦体制に入っている場面ですが、非常に素晴らしい表現が2つあります。
まず1つ目は、「この一月で盗んだ脇差」という表現。
(脇差とは刀のことです。)
「一月で盗んだ」とは、月が出ている間に盗んだという意味であり、
どれくらいの時間帯で盗んだのかを「一月」というたった2文字で見事に表現しています。
次に、「白刃が月光にあたり、鈍い光を放っている」という表現。
ここで言う白刃とは刀の側面部分を意味し、それが月光にあたっているわけですから、
まだ月の出ている時間帯の出来事であることを端的に表現しています。
さらに、その白刃が鈍い光を放っているわけですから、
感覚的に辺りがどれほどの明るさなのかが瞬時に理解できます。
(おそらく、辺りは薄暗く、月明かりでようやく光りやすい刃が見えるほどの明るさなのでしょう。つまり、お互いの細かい表情は分からない場面だとわかります。 )
普通に考えれば、時間帯や辺りの明るさ、お互いの状況などを説明するためには、
とても多くの言葉を必要とするはずです。
しかし、芥川は「一月」、「白刃」、「鈍い光」という表現のみでそれら全てを網羅しています。汗 (凄まじい実力です。)
芥川は少数の言葉で読者に具体例にイメージさせるためのテクニックを熟知していたのでしょう。
具体例4 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
If you’ve never eaten while crying you don’t know what life tastes like.
- Johann Wolfgang von Goethe (ゲーテ) -
涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の味はわからない。
この言葉を読んで、胸に肉体的な痛みを感じるのは私だけでしょうか?
(私がこの言葉を初めて読んだ時は思わず視界が薄くぼやけたものです。)
ここでゲーテが伝えたかったことは非常に複雑であり、いくつも解釈が可能だと思います。
(人生は複雑ですからね。汗)
例えば、
「本当の人生の喜びは、辛い経験があったからこそ体感できる」
「何も苦労していない人間に人生のことを語る資格はない。」
「自分自身の人生は辛いことが非常に多く、楽な道のりではなかった。」
などなど、、、無数の解釈が存在すると思います。
しかし、「涙とともにパンを食べた」・「人生の味」という言葉からは無数の過去の記憶やイメージが洪水のように押し寄せてくるという人は多いはずです。
(そして、これこそがゲーテの心理状態そのものなのではないでしょうか。)
つまり、ゲーテは人生の複雑さや難しさを明確な言語で定義するのではなく、
「涙とともにパンを食べた」・「人生の味」という言葉から連想されるイメージで表現したわけです。(まさに天才です。)
だからこそ、こんなにも我々の心を激しく突き動かしてしまうのでしょう。
言語による定義ではなく、イメージによる認識を利用したゲーテはまさに言葉の魔術師と言っても過言ではないのかもしれません。
おわりに・・・
お疲れ様でした。(^^)
名文に学ぶアフィリエイト記事の表現テクニックvol1はここまでとさせていただきます。
「え? もう終わりなの?」
などと感じてしまうお方もいるかもしれませんが、
実はここまでで4300文字以上あったりします。汗
楽しみながらスルスルと読んでいるうちに気がつけば原稿用紙10枚以上を平気で読んでしまっているという事実、、、
まさに、これこそが今回のお話の効用を証明する実例の1つでもあります。
どの名文も独自のテクニックや表現を利用していましたが、
いずれにも共通している部分は、少ない労力で最大限の影響力を引き出していることです。
そして、これは最小限の努力で最大限の利益をアフィリエイトで得たい我々にとっても、
非常に参考になる例だと思います。
このブログでも主張していることですが、アフィリエイトやビジネスにおける成果は文字数や記事数で決まるわけではありません。
そうではなく、我々がお客様に与えた利益や影響こそが全てを決定します。
だからこそ、毎日大量に記事を書いても稼げないアフィリエイターが大勢いるにもかわらず、
好きな少数の記事を自由に書いて莫大な資産を手に入れてしまうアフィリエイターも存在するわけです。
(成果報告してくれる花鳥風月受講生を見ていても少ない記事で大きく稼いでいる人は多いです。)
そして、そういった意味では、今回紹介した例のようなテクニックを学んでおくことは非常に有益であると言えるでしょう。
もちろん、全ての知識を完全に利用する必要は全くありません。
(頭が混乱してしまいますので。汗)
必要な時に必要なものだけを食し、やがて荘厳かつ優雅な姿へと変貌していく鷹のように、
あなたも必要な時に、必要な知識のみを消化していってください。
また、今回の話題はシリーズ化する予定ですので、是非楽しみにしていてくださいませ。(*´ω`*)
引き続き、楽しみながらアフィリエイトを頑張っていきましょう!
今回も最後までありがとうございました。
それでは!!
馬場
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